mixiのニュースには「このニュースに日記を書く」というコーナーがありますよね。今朝、たまたま表題のニュースを発見して、このニュースについて書かれた日記を、いくつか眺めて見たのですが、大半が「200万は安すぎるだろう」「ドミニカ移民のドキュメンタリー番組を見たが、あんなに悲惨な思いをしている方に、200万という金額はあんまりだ」とか、そんな書き込みばかりが目立っているように感じました。
「ドミニカ移民」の訴えに対し、国の責任を認めながらも、期限切れを理由に無罪を言い渡す判決をうけ、小泉首相が謝罪と救済策の検討を約束した・・・その程度の話は、記憶の中にはあったのですが、このニュースに対する大方の、金額のみを上げて政府を批判する書き込みの多さに、妙な違和感を抱き、「ドミニカ移民」というキーワードでGoogle検索をかけてみました。
比較的簡単にドミニカ日本人移民裁判支援基金のサイトが見つかったので開いて見ましたが、このサイトのいくつかのページを読んで涙が止まりませんでした。
原告団の中には、提示された金額に対して「少ない」という正直な感情を抱く方もおられたようです。確かに「少ない」と感じるのも無理からぬことだと思います。また、原告団に不利な証言を行った住民に対しても、等しく支援が行われるということに関しても、感情的な葛藤を持たれた方もいらっしゃったようです。
けれど、最終的に迎えたひとつの結末。それを、
「ドミニカ移住50周年記念祭」現地からの報告 『在ドミニカ日本人より』
http://www.dominica.jp/kinensai.html
この中に見た気がしました。
以下引用----
(前略)来賓の最後に祝辞を述べられた尾辻参議院議員(小泉首相派遣の特使、前厚生労働大臣)は、小泉首相のメッセージ(一部)を代読された後、壇上を降り、移住者に“心からお詫び申し上げます”と深深と頭を下げ、目には大粒の涙が、移住者の方々も涙を流し、参列者全員が立ち上がって拍手を送った。参加していたドミニカ人も“大変感動した。50年後に政府が謝罪するとは驚きである。”と語っていた。(後略)
引用以上----
愛する祖国を訴えた移民の皆さんのお気持ち。深々と頭を下げた首相の特使。湧き上がった拍手。そして、現地ドミニカの人々に与えた「日本」の印象。
「国を愛する」ということの意味を、もう一度考えさせられた一文でした。
なんでもかんでも、二言目には「国が悪い」「政府が悪い」と結論づけ、ここ数日のタウンミーティングやらせ問題に小躍りするマスコミ報道を眺めていると、ドミニカ日本人移民の皆さんの爪の垢でも煎じて飲ませてやりたくなりました。
そして、そんなマスコミに踊らされて、「200万」が安いの高いのと感じている多くの方々は、この記念式典の際の移民の皆さんのお気持ちを、どう感じているのでしょうか?どう評価するのでしょうか?
「高い」「安い」を論じるなとは言いませんが、それ以上に考えるべきことがあるだろうと・・・(以下略)。


by chamiyasue
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